第２８回あんぐらオフ 使用ポケモン 構築の流れ

下表の構成から構築を開始。

ポケモン	技1	技2	技3	技4	持ち物
ハッサム	バレットパンチ	虫技	-	-	-
トリトドン	大地の力	氷技	-	-	-
炎ロトム	オーバーヒート	電気技	-	-	-

　この３体はお互いの相性補完はできているのですが、いずれもすばやさが低いため、タイプ的に有利な相手に攻撃を通すことが容易ではありません。
例として、①ハッサムはラティオスに対して有利ですが、ラティオス＋サンダー or シャンデラのように並べられると攻撃できない、
②炎ロトムはメタグロスに対して有利ですが、HPがわずかでも削られている場合、メタグロス＋ジュエル持ちドラゴンのように並べられると
攻撃できない、といった状況が挙げられます。
　よって、４体目には、①ハッサムが苦手なポケモンに後だしできる、②ラティに後出しできる、③これらポケモンを縛ることができる、
これら３つの要素を有するポケモンとして、バンギラス＠こだわりスカーフを採用します。ここで、バンギラスとの並びの良さを高めるため、
ハッサムにアクロバットを覚えさせ、ガブリアスの後出しをけん制するため、トリトドンの氷技は凍える風とします。また、バンギラス後出しから
縛りを解除していくため、いずれもポケモンにも守るを覚えさせます。

ポケモン	技1	技2	技3	技4	持ち物
ハッサム	バレットパンチ	虫技	アクロバット	守る	飛行ジュエル
トリトドン	大地の力	凍える風	-	守る	-
炎ロトム	オーバーヒート	電気技	-	守る	-
バンギラス	いわなだれ	かみくだく	けたぐり	-	こだわりスカーフ

　５体目には格闘ポケモンに後だしできるポケモンとして、ボーマンダを採用します（候補としてラティも考えましたが、カポエラーの
ふいうちを考慮し、却下）。
　６体目には、①グロス・バンギ入りスタンへの嫌がらせ、②バンギ・ドリュウズ対策、③こちらバンギラスとの相乗効果を期待して
ドリュウズを採用します。

ポケモン	技1	技2	技3	技4	持ち物
ハッサム	バレットパンチ	虫技	アクロバット	守る	飛行ジュエル
トリトドン	大地の力	凍える風	-	守る	-
炎ロトム	オーバーヒート	電気技	-	守る	-
バンギラス	いわなだれ	かみくだく	けたぐり	-	こだわりスカーフ
ボーマンダ	流星群	熱風	-	守る	-
ドリュウズ	ドリルライナー	いわなだれ	シザークロス	守る	-

　６体が揃ったところで、残りの技、持ち物を決めていきます。まず、炎ロトムにめざパ草を覚えさせ、KPが高いであろうトリトドンに対する打点を
確保します。電気技に関しては、１０万ボルト、放電、ボルトチェンジの３つが考えられますが、瞑想スイクンに対して放電、ボルトチェンジは
ほとんどダメージにならないため、１０万ボルトを採用します。さらに、場持ちを良くするためにオボンのみを持たせます。
　バンギラスの最後の技には冷凍パンチを採用し、トリトドンの氷技以外にもガブリアス、ランドロスに対する対抗手段を確保しておきます。
　ハッサムの最後の技は、虫食いでも良かったのですが、今回はとんぼがえりを採用することで、相手にハッサムを起点とする有利な状況作りを
させません。
　トリトドンにはリンドのみを持たせます。また、雨パにはバンギラスと共に対抗することになりますが、いずれもナットレイが鬼門となります。
炎ロトム、ボーマンダに炎技を採用していますが、こちらは濁流キングドラを相手にした場合、早急に処理されてしまう可能性があります。そこで、
気休め程度になりますが、ナットレイ対策としてめざパ炎を覚えさせます。
　ボーマンダは後出しからの流星群による相手パーティの崩しを期待したいので、持ち物はこだわりメガネ、あるいはジュエルが候補となります。
ここで一度パーティ全体を見渡してみると、トリパ耐性の低さが気になります。よって、ボーマンダにトリパを崩す手段−ほえるを採用し、
トリパに対する選択肢を増やします。
　ドリュウズですが、後述の通り、性格はようきで最速としています。これだけで十分にバンギ・ドリュウズへの対策になりうると考え、
持ち物はタスキではなく命の珠としました。

　以上、以下のようなパーティが出来上がりました。

ポケモン	技1	技2	技3	技4	持ち物
ハッサム	バレットパンチ	とんぼがえり	アクロバット	守る	飛行ジュエル
トリトドン	大地の力	凍える風	めざパ炎	守る	リンドのみ
炎ロトム	オーバーヒート	電気技	めざパ草	守る	オボンのみ
バンギラス	いわなだれ	かみくだく	けたぐり	冷凍パンチ	こだわりスカーフ
ボーマンダ	流星群	熱風	ほえる	守る	ドラゴンジュエル
ドリュウズ	ドリルライナー	いわなだれ	シザークロス	守る	命の珠